[内容量:16個 (2 × 8袋)][賞味期限:製造日より70日][保存方法:直射日光、高温多湿を避け常温にて保存][箱サイズ:縦:約21.5cm 横:約14.0cm 厚:約3.5cm][原材料:小麦粉、砂糖、ラード、ショートニング、脱脂粉乳、食塩(宮古島産)、粉あめ、乳糖/香料、膨張剤、安定剤(CMC、アルギン酸Na)、乳化剤、リン酸塩(K、Na)、着色料(V.B2)、(一部に小麦・豚肉・大豆・乳成分を含む)][栄養成分【1個 10g当たり】:エネルギー 51.0Kcal たんぱく質 0.41g 脂質 2.46g 炭水化物 6.80g 食塩相当量 0.05g][宮古島の地下海水を汲み上げて精製された「雪塩」と琉球の伝統菓子「ちんすこう」を独自の製法で組み合わせた商品です。人気の雪塩ちんすこうのミルク風味です。ミルクの優しさ甘さと雪塩の塩加減がマッチした商品です。]
ちんすこうは、琉球王朝時代から沖縄県で作られている伝統的な琉球菓子。小麦粉、砂糖、ラードを主原料とした焼き菓子。
琉球王朝の後期、料理座の包丁人であった者達が冊封使の食事を賄う為に渡った中国(福州)で習得した中国菓子と、薩摩藩の在番奉行の接遇の為に石原嘉右衛門や柳屋善太郎から学んだ日本菓子を琉球独自の菓子として作り上げたもの。元来は琉球王朝の王族や貴族のみが、祝い事などの時に食べることの出来るお菓子として珍重されていた。
尚灝王、尚育王、尚泰王の3代に首里城最後の包丁人として仕えていた一世の新垣淑規と二世の新垣淑総から、廃藩置県後に琉球菓子の作り方を伝授された三世の新垣淑康は、1908年に沖縄初の菓子司として新垣菓子店を興し、今日のレンガ釜で焼いたちんすこうを販売した。この焼き菓子のちんすこうは船で琉球と日本本土を行き来する者達の土産品として既に重宝がられていたようだが、大きい上に、食べるとボロボロと崩れるという欠点があった。
これまで菊型の丸い形をしていたちんすこうを米軍基地で使用されていたクッキーの型抜きを再利用し、一口サイズの細長い形に改良。と同時にちんすこうの大量生産(オートメーション化)を確立させた。また、半透明のビニールパッケージに小分けするという衛生面を配慮した現在のスタイルになっている。その後、ちんすこうは沖縄県の本土復帰と沖縄国際海洋博覧会という二大イベントも重なり、沖縄県を代表する土産菓子としての認知度をさらに広めていった。
2005年に南風堂から発売された「雪塩ちんすこう」は、ちんすこうの脂っこさや甘さを軽い塩味で緩和することで大ヒット商品となった。
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