包装前面栄養表示 とは、「1食当たりの栄養成分等」を「1日の摂取目安に対する割合」と共に 包装の前面に見やすく表示 したものです。
消費者が「1⽇に必要な栄養成分等の量の⽬安を把握」できるようになり、毎日の健康づくりに役立ちます。
健康志向の高い消費者向けの商品などに「包装前面栄養表示」を表示することで、他社製品との差別化 も期待されます。
表示は、「義務ではありません。」

包装前面栄養表示の表示位置は、容器包装の「前面(主要面)」 が原則です。
陳列時に「前面(主要面)」が見えにくい場合は、消費者が見つけやすい箇所に表示 します。
「横向き」が基本ですが、「縦向き」でも表示できます。

8ポイント以上 の活字を使用します(表示面積がおおむね150㎠以下の場合は5.5ポイント以上)。
文字の色と枠の色は、1色で統一します。
例えば「たんぱく質だけを赤色にする」など、特定の栄養成分だけを目立たせてもいけません。
背景色と対照的な見やすい色で表示します。
消費者が利⽤しやすい 1食分の食品単位(1本、1袋、1個150g等)を表示します。
基本的には、包装前面栄養表示と栄養成分表示の「食品単位を同じ」にしますが、
難しい場合は、包装前面栄養表示のみを「1食分の食品単位」にします。
栄養成分表示の「エネルギー(熱量)、たんぱく質、脂質、炭⽔化物、食塩相当量」の値と「同じ値」を表示します。
基準値から算出した「各栄養成分等の割合(%)」を表示します。
各栄養成分等の「基準値」は、厚生労働省の「⽇本⼈の食事摂取基準(2025年版)」から算出された
「18歳以上の成⼈の1⽇当たりの栄養素等摂取量の⽬安となる値」です。
| 各栄養成分等 | 基準値 |
|---|---|
| エネルギー | 2,200 kcal |
| たんぱく質 | 85 g |
| 脂質 | 70 g |
| 炭水化物 | 320 g |
| 食塩相当量 | 7.0 g |
販売時と摂取時で「栄養成分が変わる食品」は、「摂取時の状態」で表示します。
調理に⽤いる食品の種類やその量が分かるように「調理方法を包装前面栄養表示の近くに記載」します。
栄養成分等の値の設定根拠が消費者等に説明できるように、「根拠となる資料を保管」しておきます。
出典:消費者庁「日本版包装前面栄養表示ガイドライン」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/nutrient_declearation/contents_001/